夫への感謝を込めて【皇后様の御言葉をお借りしたい】

縁があって夫のところに嫁ぎ、この年月をたまには諍いもしながら、共に歩いてきた。

振り返ると、ずいぶんと長い付き合いになるのだなとしみじみ思う。
私は、この間、主婦として半人前、おまけに人間としても半人前のように思える。



人見知りをするこの性格は、一家の主婦としては、あまりいいものではないように自分では思う。
そこを夫がカバーしてくれたから、私はなんなくご近所付き合いを維持してこられた。
婦人会に参加する最初にも一緒に行ってくれ、場を和ましてくれたのは夫。

子どもではあるまいに、夫同伴でしか会合にも参加できない、若いころの私だった。




結婚生活を送る夫との年月の間に、おかげで、私は変わった。
婦人部会合に出かける前夜に眠れなくなったり、胃が痛むこともなくなってきた。
書記の役目を引き受けたり、仕事でもないのに会合で発言できるようになった。


料理は下手、家計簿も付けない、取説をきちんと読まずに家電を使うせいで、壊したキッチングッズは数えきれない。
そのたびに、怒ることもせずに修理してくれたのも夫だった。



以来、専業ではないが、それなりに、主婦として家の女主人になろうとしてきた。
曲がりなりにも、私が嫁として主婦としてやってこられたのは、この間ずっと、夫のフォローがあったからだと思う。



【御結婚満五十周年】に際し、宮内庁記者の質問にお答えになられた、皇后様のお言葉をお借りしては畏れ多いけれど

「心を込めて感謝状をお贈り申し上げます」と、私も、夫に同じ言葉を贈りたい。

なんて、面と向かって夫には言えませんが、
誕生日にしみじみと思ったことでした。




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昨日は、私事に、たくさんの心温まるメッセージを頂戴しまして、

本当に嬉しくて、読みながらこれからの人生に、希望が湧いてきたりしたのです。

長いインターネット生活の中で、家族写真を載せたり、自分の年齢を明らかにしたのは、初めてのことでしたから、
ドキドキパクパクでした。

好意的に迎えてくださって、ありがとうございました!
これからもまた、ブログを通じて、よろしくお願い申し上げます。









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今日は、【 お箸で食べる気軽なフランス料理 】を食べに行きます♪

滅多に外食はしないわが家ですが、今日は隠れ場所的な、けどとても美味しいと評判のお店で食事です。
3月1日は、私の誕生日でして、少し早いですが、そのお祝いの食事会を家族ですることにしました。

これまで、自分の誕生日には一度も、このように、他所のお店で食事、などと考えたことはありませんでした。

というのも、1月29日には、誕生日が同じ日の、夫と娘の食事会をするので、私との間が空かないからです。



食事をするお店は、わが家からも近く、私の仕事のお客様でもあります。
気軽に、お箸でも食べていただける、南フランスの家庭の味を楽しもう、をコンセプトにご夫妻で、お店をされているのです。

仕事の関係の方のところに、プライベートで出かけるのは初めてのことで、緊張しい(大阪弁、緊張しすぎてカチコチになる様)、の私が気軽に料理を楽しめるかなと、甚だ自分でも疑問です。



が、今年の誕生日は、特別な日にしたいなと、ずっと思っておりました。

来る、還暦を無事に、健康で迎えるために、と言いましょうか。(;^_^
あと、2年で還暦の私でした。


いつも食事に行くと、写真を撮るのを、つい忘れます。

今夜は、忘れずにおさめることができますよう~~~に。^^ヾ




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娘の足手まといになりたくない、でも寂しくなって

昨日の土曜日、娘が梅田(大阪北部の大都市)に出かけた。
前夜から、明日は出かけるからと言った娘に、「久しぶりに外出はリフレッシュできるね!」と私は、母親らしく答えた。

本音は、一緒に行きたかった。

急ぎ足で出て行く、娘の後姿を見送りながら、私は、複雑な気持ちでいた。

嬉しさと寂しさ。
その両方の思いが交錯する。

家を出てから、梅田着までは凡そ、2時間はかかる。
電車に慣れていない私は、一人で梅田まで行くとなると、前夜から緊張してしまい、眠れなくなる。
けれど、娘は何度も一人、あるいは友人と、もちろん私とも出かけているから、すっかり慣れたものだ。

嬉しさとは、その頼もしい娘に想うこと。

でも、私の心には最近、ずっとこのような、いわば、置いてけぼり状態に感じる寂しさが募る。
情けない母だと思う。

年齢もあるだろうけど、私は長時間歩くと、手術をした足の太ももや股関節が痛むときがある。
お洒落をしようとパンプスなどを履いて出かけると、連続して歩くのは2時間が限界ときてる。

かといって、スニーカーではどうなの、そう言われると、実はさほど大差はないかもしれない。
パンプスを履いたときとは、別な部分が痛む、ということがあるから。


これでも、全身のストレッチを欠かさず、ラジオ体操、夜のウォーキングも悪天候じゃない限りは、2キロメートルは歩く。
スクワットも足上げ体操も、毎日、欠かさない。

それでも、足は無理が効かない。

だから、娘が、「一緒に行く?」と気を使ってくれる前に、機先を制し、「残念やわ!お母さん、その日は用事があるから一緒に行かれんわ」

と、言うようにする。

颯爽と歩く娘に対し、のろのろまではないけど、疲れてくると足が重くなってくる母、私とでは差がありすぎるから。
手術に関係なく、これも誰もが通る道、老いる母と若さ溢れる娘との、ジェネレーションギャップなのだろうか。




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ハッピーバレンタインデーに、夫に向けて

2月14日、今日は、世間的には『バレンタインデー』ですね。
良いのか悪いかよくは分かりませんが、私はバレンタインデーには、義理であれ、どなたかにチョコレートをお贈りしたことは、一度もありません。

理由は、緊張しいの照れ性だからです。


この日は、実は私はバレンタインデーというよりは、人生初の失恋デーなのです。
けれど、この日に失恋したおかげで、夫と出逢うことになったのですから、人の運命とは、合縁奇縁ですよね。

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夫と、結婚したばかりの若いころは、夫の良い面になかなか気付くことができなかった。
そのころは、自分も若く元気に満ち溢れていて、多分、嵐にだって独りで立ち向かうパワーがあったのだと思う。
人生を生きていく、支えや突っかい棒をさほど必要としなかったのかもしれない。


寄る年波というと夫に申し訳ないけれど、体力が落ちてきて、若いころのような踏ん張りが効かなくなってきて初めて、私は夫の優しさに気がついた。


かつて、一度だけ、私は離婚を考えたことがある。
夫がものを食べるのさえ、見ると癪に触る。
好ましく思っていたはずの、のんびりと穏やかな性格が、鬱陶しいと思う有様だった。



しまいには傍に居ることにすら耐えられなくなってきて、私は気が狂ったのか、自分が自分で理解できなく、さらにその不満を夫には言えない辛さから、気分が塞いでいく。

苛々と募る塞ぎの虫は、年月が何とか解消してくれた。
夫からすれば、なぜ、何がいけなくて妻が自分に苛々しているのか、分からない日々だったことだろう。

その間、決して声を荒げたり、逆に不満を言ったりすることなく、終始、夫は変わらなかった。
そんな、穏やかな性格が、実は人として真に強く、相手を思いやれるのだと、ようやく分かったのだ。



夫の優しさに、私は胡座をかくことなく、やはり、ときには自分に対し、ちょっと待って、今のは我儘ではない?
と自分に言い聞かせていかないと、と、バレンタインデーには、夫と出逢ったことを、振り返るのです。







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心躍る合言葉は、「春になったら!」

11日は、うっかり祝日ということを忘れ、近隣の大型ショッピングモールまで出かけた。
夫の買い物に付き合ったのだけど、行くまでも、着いても、車、車、人、人、騒音、埃、そこですでに、私は購買気力が萎えてしまう。
里で在れ、町であれ、私は田舎に属するところに住んでいるから、密度の濃い人々の間では、呼吸がし辛くなってしまう。
あぁ、情けないとは思うけど。

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結局、私は、人混みを避けながら夫とは別行動をし、無印良品の保湿化粧水と、洗顔フォームを買った。
そしてそのまま、車に戻ると、車内でずっと山々を眺めていた。

ここは、ふるさと (と書くと相当、遠くにあると思わないでください。同じ大阪府内です)に近く、小さなころ遊んだ野山があった場所に建てられた。

振り返り見れば、幼き日の想い出が至るところにあって、あっ!ここはタヌキの親子がいたところだ!
と、Bゾーンのパーキング車内で胸がじんとなる。
もちろん、夫は里の出なので、ここは知らない。

けれど、夫とは6歳の年齢差はあるものの、同じ時代に、夫は山、私は町、その間にある、ここ、車窓から眺め見る、和泉山脈の際立った峰を持つ、美しい山々を仰ぎ見つつ育っていた。

sakura.jpg

二人が子ども時代を過ごしていたころは、ノミも、シラミも普通にいて、天井にはネズミが走り、あぜ道には蛇が這い、田の水でアメンボが泳ぎ、夏休みにはラジオ体操に通い、夏休みの友を仕上げるのに必死だった。
そのころ、山ではイノシシがヌタバを荒らし、里の住人を手こずらせていたことだろう。

夫は山の子、私は海と町の子という違いはあるけれど、住む環境の至る所にそんな命が満ちていた。
それらの日々は、夫も私も、子ども時代の大切なものとして、今も鮮やかに残っている。

Bゾーンのパーキングに、買い物を済ませた夫が戻ってきた。

「人混みが苦手やのに、ごめんな」と言うけど、家にいるよりやはり、山々が見える場所に来られたことが私は何よりうれしい。
そういうと、「この間の出張で大津まで行くのに、空いている道、混んでないルート、時短のコースを見つけたよ」

だから、春になったら、そのルートで、滋賀県愛知川に行こう!
嬉しいことを言ってくれた夫。

そう、元気になる、希望に胸躍る合言葉は、春になったら!

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ブックレット挿絵 パソコン画 二輪草

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同じく挿絵 パソコン画 ニオイ菫


合言葉は、「春になったら!」
夫は私の元気の素が何かをよく知ってくれている。
帰りの車内には小春日和のような暖かさが満ちていた。





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