家の一つの歴史が消える、寂しさ

  16, 2017 07:00
里の土蔵の解体が、無事、終わりました。
その跡を見ると、どうしてもここを始めて訪れたときのことを思い出します。

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夫と結婚前のことでした。

車を降りて、その先に大きな屋根の家があった。

kura3.jpg

茅葺屋根の上にトタンがかぶせてある。
庭に面した縁側からは、ツンと鼻につく独特な古い木の匂いがして、その匂いに私は子どもの頃を思い出し、涙ぐんでしまった。

下半分は木で、上は障子紙という玄関の引き戸を開けると、中は土間になっていて、土間の奥のほうに、台所が見える。


それは古い時代のままの、タイルの流し台、木と金物で出来た調理台という懐かしい台所だった。
へっついさん( かまど ) は、もう無かったけれど、土間から一段高くなった部屋の前には、大きな石が置いてあり、そこ で靴を脱いで家の中に上がる。

上がった板の間には、掘り炬燵が切られていて、そこが居間になっていた。


里の家の懐かしい風景も、土蔵とともに心の中にだけ、存在することになりました。
寂しいものです。

kura1.jpg

蔵はもう土壁が崩れ、ご近所に迷惑を及ぼしてしまう危険性がありました。

kyra4.jpg

土蔵の解体は、住居の解体とちがい、とても難しく、かつ費用も高くつきます。

解体が決まるまで、長い期間を要したのは、それが根っこにあったのです。
何もかもいっしょくたにして、重機で壊す、そんなわけにはいかないのです。

kura2.jpg


解体したあとの処理は、【 産業廃棄物処理 】 をしなければなりません。

けれど、これで一つ、心に負担になっていたことが解決しました!
やれやれです。





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